ペーパーログメーカー。
2007年 12月 17日
何件かお問い合わせを頂きましたのでここでもちょっとご紹介したいと思います。
「ペーパーログメーカー」
これは新聞紙を固めて薪の代わりを作る道具です。
2週間もすれば大量に出る新聞紙を有効利用する、と言う考えによって作られたものです。
ここでちょっと注意点があります。
触媒付きのストーブの場合、この新聞紙が触媒の働きを妨げ、触媒の活性を落としてしまう可能性があります。
硫黄成分を発生する「ビニール、折り込みチラシ、防腐剤のついた木材(廃材)、石炭、タバコの吸殻等」、これら燃やす事によって硫黄成分を発生させます。
その硫黄成分により触媒の働きを妨げ、触媒の活性を格段に落とし、寿命を短くしています。
※薪ストーブの火を付ける際に、新聞紙を使用しますが、これは少量なのでさほど影響はありません。
ちなみに触媒が一番、効果的に働く温度は500℃です。925℃以上になりますと貴金属の粒子成分が破壊され、活性が落ちてしまいます。
温度計には華氏と摂氏(℃)がありますので注意してみて下さいね。
【補足】
環境の事を考えると資源を有効利用するのはとても大切な事です。
今回は、その資源の利用で起ってしまう事実を書かせて頂きました。
今回の件ならびにその他触媒の事についてご質問がありましたら、是非ショールームにお越し下さい。資料をご用意しております。